業務用エアコンの電気代は買い替えで削減できる? 業務用エアコンの電気代を節約する方法を紹介

東京都江戸川区にある業務用エアコン会社の伊藤テクノです。

物価の高騰ラッシュとなるこの冬は、毎日の買い物だけではなく光熱費なども見直して少しでも節約したいですよね。特に会社や店舗を経営されている方にとっては、月々の電気代だけでも大きな出費なので、値上げは深刻な問題かと思います。

そこで今回は、電気代を節約するためにできることとして、「買い替え」という手段を検討していきたいと思います。

 

業務用エアコンの電気代はどれくらい?

業務用エアコン、1ヶ月の電気代目安

 業務用エアコンを1ヶ月稼働させた場合の電気代は本体の馬力(kW)や部屋の面積、1日の稼働時間などによって変わってきます。仮に2馬力(5.0kW)の業務用エアコンを22~48㎡の広さの事務所や店舗で24時間つけっぱなしで1ヶ月間稼働させたら約10万円になります。エアコンは設定温度になるまでに大きな電力を使うので、何回もつけたり消したりするよりはつけっぱなしにする方が良いとされていますが、営業形態によっては夜間はしっかりと消した方がお得な場合もあるでしょう。

 

業務用エアコンの電気代の計算方法

 業務用エアコンの計算方法は以下になります。

 (kW)×27(円)×24(h)×31(日)=電気代

 kWとしては1.5馬力で4kW、2馬力で5kWになります。

27円というのは仮の電気代であり、変動的な数値です。値上がりで対象となるのはこの部分です。24hとしたのは24時間つけっぱなしと仮定した場合であり、こちらも変動的な数値です。

 

業務用エアコンの電気代を節約する方法

定期的なお掃除、メンテナンスを行う

 エアコンの定期的な掃除とメンテナンスを行うことによって運転効率をあげることができます。

日々のお手入れとしてはフィルター掃除になりますが、シーズンごと、あるいは半年に1回などはプロの業者に依頼してエアコン内部の掃除をしましょう。エアコン内部にはホコリだけではなくカビなども付着していることもあるので、電気代の節約以外にも衛生面において定期的なメンテナンスが必要です。

  

設定温度を見直す

 よく言われていることですが、エアコンの設定温度を1℃変えるだけでも電気代が大きく変わります。電気代の節約という意味でも設定温度の見直しは重要ですが、実際に環境省では省エネルギーを目指すために、室温を夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています(設定温度ではありません)。設定温度をこの通りにするかどうかは別として、必要以上に温めたり冷やしたりしないようにすることは大切です。

  

電気料金プランを切り替える

 2016年の電力自由化により、契約する電力会社を選ぶことができるようになりました。よって、大手電力会社よりもお得な電気料金プランを提供する新電力会社に切り替えることで

大幅に電気代を節約できるかもしれません。インターネットなどで情報収集し、具体的に何社かに見積もりを依頼してみてもよいでしょう。

 

省エネ型のエアコンに買い替える

 思い切ってエアコンを買い替えることも電気代の節約につながります。新しいエアコンは省エネ性に優れているので、環境への負荷も少ないという意味でもおすすめです。

 エアコンには省エネ性能を表すAPF値が明記されていますが、この値が大きいほど省エネ性が高く、少ない電力で効率よく空調管理ができるということを意味します。購入の際にはぜひチェックしてみて下さい。

 

よくある疑問:エアコンはつけっぱなしの方が電気代がかからない?

 エアコンはつけっぱなしにしている方が電気代がかからないという話はよく聞かれますが、果たして本当なのでしょうか。

実際に、エアコンはスイッチを入れてから室内を設定温度にするまでに多くの電力を使うので、数十分単位で1日に何回もつけたり消したりするようであれば、いっそつけっぱなしにする方が電気代がかかりません。しかし、つけっぱなしにすると当然トータルで考えて消費電力は多くなり電気代も高くなります。

よって、24時間営業の店舗や夜間も稼働しているオフィスではない限り、1日の終わりにはエアコンを切った方がよいでしょう。

  

業務用エアコンの電気代は、新型と旧型でどれくらい違う?

 エアコンの性能は年々進化しているので、新型のエアコンでは少ない消費電力で効率よく室内を暖めることができます。

 エアコンの消費電力は大きく分けて2つあり、一つは定格の能力で運転したときの消費電力、もう一つは暖房時の最大消費電力で、こちらはエアコンの最大消費電力と同じです。新型と旧型の消費電力を比較する際には、単純に定格消費電力で計算してみます。

 一例として、2017年モデルと2007年モデルの業務用エアコンを比較すると6馬力天井カセット形の数値 2017年モデルで定格消費電力が3.5kW、 2007年モデルで定格消費電力が4.91kW になり、仮に定格消費電力で運転計算すると約29パーセント電気代が節約できるという計算になります。

 

業務用エアコンの寿命はおおよそ10~15年ほど

 業務用エアコンの寿命はおおよそ10~15年と言われています。

家庭用エアコンと違って高出力で送風を行い、1日の使用時間も長いので、寿命よりも早く不具合や故障などが出てくることもありますが、適切に使用していれば10年以上は持つことがほとんどです。

 

買い替えは夏前までに終わらせるのがおすすめ

 業務用エアコンの買い替えは、夏前までに終わらせるのがおすすめです。

理由としては、エアコンの使用がピークとなる夏になってしまうと、点検や修理の依頼が殺到しメーカーがすぐに対応できないことがあるからです。また、梅雨の前の4〜5月は気候的に冷房も暖房も必要としない日もあるので、修理や買い替えなどでエアコンを使うことができない期間があっても、営業には大きく影響しないで済むからです。

 さらに、メーカーはほぼ決まって4月にモデルチェンジを行うので、前年度の性能をもった最新同様の業務用エアコンが「型落ち品」として販売されることもあり、大変お得な価格で購入できることもあります。これらを踏まえると、買い替えをするには夏前がベストと言えるでしょう。

 

業務用エアコンの販売・施工は70年以上の歴史をもつ伊藤テクノにお任せください

 業務用エアコンは会社や店舗環境を快適に保つには欠かせないものですが。電気代がかかることも事実なので、無理のない範囲で節約したいですよね。日々のメンテナンスや契約プランなどで節約できる部分もありますが、業務用エアコンを新型のものに買い替えることによっても、大幅に電気代を節約できます。

 私たち伊藤テクノは業務用エアコン一筋70年、販売・取り付けから修理・洗浄までを全て自社施工にて行なっています。さらに、お客様の業務用エアコンに関する不安をなくすために、以下のような様々な取り組みをしております。

・メーカーと直接契約のため価格が安い

・職人はすべて自社スタッフ

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