【厳重注意シリーズ②油っぽい所に業務用エアコンを取付けると】

東京都で業務用エアコンの取付・販売・修理を手掛ける伊藤テクノです。
業務用エアコンの品質は、性能もさることながら、耐用年数も年々向上しています。
しかしながら、ちょっとした不注意が、業務用エアコンの重大な故障に結びつくことは多々あります。
今回は、業務用エアコンがピシリピシリと割れてしまう恐ろしい故障について紹介します。

油は業務用エアコンの大敵です!

業務用エアコンを取付ける場所は、お客様の求める空調環境に応じて様々ですが、油っぽい空気が流れる場所に取り付ける場合は、伊藤テクノは特に気をつけます。例えば、厨房付近や食品工場に業務用エアコンを取付けるときです。

なぜなら、油分を多く含む空気を、業務用エアコンが吸い込み続けると、業務用エアコンの内や外のプラスチックが化学反応を起こして、割れてしまうからです。止まってしまうだけならまだしも、内部の部品が割れてしまった場合、火災につながる危険性もあります。

油っぽい空気を吸い込む場所に、業務用エアコンを取付けると、プラスチックが割れるというのは知らない同業者も意外といるようです。伊藤テクノが「うちは、なんだかよく業務用エアコンが割れるんだよね」と相談され、取付けられている業務用エアコンを見てみると、油っぽい空気が流れる場所にも関わらず、対策が何もなされていないということがよくあります。

油っぽい空気の環境でできる対策とは?

ステンレス製の業務用エアコンを取り付ける

油っぽい空気が流れる場所に業務用エアコンを取付けるときに、可能な対策はいくつかあります。まず一つ目は、そもそもステンレス製の業務用エアコンを取付けるということ。しかし、ステンレス製の業務用エアコンは種類が少なく、シチュエーションにベストマッチする業務用エアコンを取付けられるとは限りません。もちろん特注のステンレス製業務用エアコンを取付けるという方法もありますが、言わずもがな、コストがかかるのでおススメではありません。

油分をカットする特殊フィルターで業務用エアコンを守る

2つ目は、油分をカットする特殊フィルターで、業務用エアコンの内部を守る方法です。これはお手軽にできますが、エアコン外部は守ることができません。しかし、一時しのぎとしては十分有効です。業務用エアコンの取付や修理の際に、伊藤テクノにお申しつけくだされば、いつでも対応させていただきます。

油っぽい空気そのものを変えてしまう

3つ目は、より根本的な解決策です。空気の流れを変えてしまうのです。排気ファンを取付けて、油っぽい空気を直接外に流すようにしたり、業務用エアコンの空気の取り込みを屋外で行うようにしたりします。これには工事が必要になりますが、業務用エアコンをトラブルなく使い続けられるようになることを勘案して、費用対効果をご検討ください。

今回ご紹介した業務用エアコンの割れてしまう現象のように、業務用エアコンは取付時に使用シーンを十分に検討しないと、後々、業務用エアコンのトラブルの原因となります。伊藤テクノは、持ち前のコミュニケーション能力を活かして、お客様の使用シーンに最適なエアコンの取付をご提案させていただきます。

昨日より今日。
今日より明日。
業務用エアコンでお客様のより良い未来を創りだす伊藤テクノです。


業務用エアコンの伊藤テクノ

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