業務用エアコンの掃除の頻度はどれくらい?掃除の流れも紹介
業務で使うエアコンは毎日の働き手。しかし「業務用エアコンの掃除の頻度はどれくらいが理想なのだろう?」と悩んでいませんか?それに、具体的な掃除の流れも知りたいですよね。
この記事では、業務用エアコンの掃除の頻度について詳しく解説します。適切な頻度でのエアコンの掃除は、室内空気の品質を保ち、エネルギー効率を上げ、さらには長寿命化にも繋がります。
そこでこの記事では、理想的な掃除の頻度と、その実際の流れを詳しくご紹介します。業務用エアコンが最高のパフォーマンスを発揮できるように、ぜひ最後までお読みください。
業務用エアコンを掃除すべき頻度はどれくらい?
それでは早速、業務用エアコンを掃除すべき頻度について詳しく解説していきます。
使用頻度と使用環境で異なる
業務用エアコンの掃除の頻度は、エアコンの使用頻度や使用環境によって大きく左右されます。
毎日頻繁に使用している場合や、埃が多い場所、喫煙者がいる環境などでは、エアコン内部に汚れが溜まりやすいため、掃除の頻度を増やす必要があります。逆に、使用頻度が低かったり、清潔な環境で使用している場合は、掃除の頻度を減らすことが可能です。
目安は2年に1回のクリーニング、2ヶ月に1度の掃除が必要
業務用エアコンの掃除の一般的な目安は、フィルター掃除は2ヶ月に1度、本格的なクリーニングは2年に1度です。
フィルター掃除は、適切な室内環境を保つために定期的に行うことが大切です。一方、本格的なクリーニングは、エアコンの寿命を延ばし、効率を落とさないために、専門家に依頼することをおすすめします。
飲食店や人の出入りが多い場合はより頻繁にお掃除を
飲食店や人の出入りが頻繁な場所では、料理の油煙や人々からの微細な粉塵がエアコンに溜まりやすいため、より頻繁な掃除が必要です。
特に飲食店では、エアコンの汚れにより環境が悪くなると営業にも悪影響が出てしまいます。クリーニングは1年に1回、普段の掃除は1ヶ月に1回は行うようにしましょう。
業務用エアコンを掃除すべきかの目安は?
続いて、業務用エアコンを掃除すべきか否かの目安となるサインをご紹介します。
イヤな臭いがする
業務用エアコンから異臭が漂ってくる場合、それはエアコン内部の清掃が必要なサインかもしれません。
使い続けることで内部に蓄積したホコリやバクテリアが原因で、不快な臭いを発生させます。これらの臭いは、エアコンを稼働させるたびに室内に広がり、働く皆さんの健康や快適性を損なう可能性があります。
だからこそ、異臭を感じたら早急にエアコンの掃除や専門家の洗浄を検討することをおすすめします。
埃や汚れがたまっている
エアコンのフィルターや内部に埃や汚れが溜まっていると、そのパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。また、これらの汚れがエアコンから出る風とともに部屋中に飛散し、衛生面での問題を引き起こす可能性もあります。
そのため、エアコンのフィルターや内部に埃や汚れが溜まっていたら、それは掃除が必要な状態だと認識し、適切なメンテナンスを行ってください。
アレルギー症状がでる
業務用エアコンから吹き出す風にアレルギー症状を引き起こす物質が含まれていることもあります。
エアコン内部にはダニやカビ、ホコリなど、アレルギーを引き起こす可能性のある物質が蓄積しやすいです。これらが風に乗って室内に拡散し、職場のメンバーがくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を感じることがあります。
こういった症状が頻繁に起きる場合、エアコンの掃除が必要であるというシグナルかもしれません。
業務用エアコンの掃除の仕方
業務用エアコンの掃除の仕方について、詳しく見ていきましょう。
業務用エアコンの掃除に必要な道具
業務用エアコンの掃除を行うためには、いくつかの具体的な道具が必要となります。
具体的には、ドライバーやレンチなどの基本的な工具、掃除ブラシや吸い取りホース付きの掃除機、洗浄液、そして乾拭き用の布などが必要となるでしょう。これらの道具を揃えることで、エアコンの内部をしっかりと掃除し、より清潔な状態を保つことが可能になります。
エアコンのタイプを確認する
エアコンの掃除に入る前に、まずエアコンのタイプを確認しましょう。
壁掛けタイプ、天井埋め込みタイプ、天井吊り下げタイプなど、エアコンには様々なタイプがあり、それぞれの掃除方法は異なります。エアコンの取扱説明書をチェックしたり、専門家に問い合わせたりして、正しい掃除方法を把握してください。
電源を切る
安全にエアコンを掃除するためには、まずはエアコンの電源を切ることが必要です。
電源が入ったまま作業を行うと、感電やエアコンの不具合を引き起こす可能性があります。電源を切ることで、安全にエアコンの掃除を行うことができます。
フィルターを外す
次に、エアコンのフィルターを外します。
フィルターはエアコンの空気を清潔に保つための重要な部分で、これが汚れているとエアコンの効果が低下します。取扱説明書を参考に、適切にフィルターを外してください。
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
業務用エアコンのフィルターの外し方 自分でできる業務用エアコンのお手入れを紹介
フィルターを洗浄する
フィルターを外したら、それを洗浄します。
水と洗浄液を使って優しく洗い、埃や汚れを取り除きます。ただし、強く擦るとフィルターが破損する可能性があるため、丁寧に扱うことが大切です。
フィルターを乾燥させる
フィルターを洗った後は、しっかりと乾燥させましょう。
湿ったままではカビやバクテリアが繁殖する可能性があるため、十分に乾燥した状態で再度取り付けることが重要です。直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させてください。
フィルターを元に戻す
乾燥したフィルターをエアコンに戻す際も、取扱説明書を参考に正しい位置に設置してください。フィルターが正しく設置されていないと、エアコンの性能に影響を及ぼす可能性があります。
エアコンカバーを水拭きする
最後に、エアコンのカバー部分も水拭きで清掃します。
ここにもホコリや汚れが溜まる可能性があるため、清潔な布を湿らせて優しく拭き取りましょう。これでエアコンの掃除は完了です。定期的に掃除を行うことで、エアコンから清潔な風を供給し続けることができます。
クリーニングでは普段の掃除では届かないところまで綺麗に洗浄
定期的なクリーニングは業者に依頼を
日々の業務に追われる中で、エアコンの掃除を自身で行うのは難しいことかもしれません。特に業務用エアコンの場合、専門的な知識と技術が必要で、中には自分では手が届かない部分もあります。
そこで、定期的なクリーニングは専門の業者に依頼することをおすすめします。専門の業者に依頼することで、エアコン内部の隅々までしっかりと掃除を行ってもらうことができます。これによりエアコンの性能を最大限に引き出し、効率的に運用することが可能となります。
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