エアコン故障による「家賃減額」事案を未然に防ぐには?日立「凍結洗浄」をご検討ください

改正民法でエアコン故障による家賃減額が思わぬ高額になることも

店舗やオフィス、学校や病院など室内環境の改善を、空調の観点から提案をしています。

業務用エアコンの購入をお考えなら、販売・取り付け・修理を手がける伊藤テクノにご相談ください。

 

伊藤テクノはお客様のビジネスの成功を、室内環境の改善でお手伝いする会社です。

そのために業務用エアコンのご提案を得意としていますが、長年の実績を見込まれて、

ルームエアコンの大量販売から工事・メンテナンスまでを、賃貸住宅事業を営むオーナー様からお任せいただくことがあります。

 

賃貸住宅のエアコン工事にうかがうとき、令和2年の改正民法について相談をされることがあります。

実は令和2年の改正民法では、賃貸物件のエアコンが故障した場合、オーナー様が賃借人にその補償をしなくてはならないことが明記されました。

 

改正民法で「家賃減額」しなくてはならない場合とは?金額は?

改正民法ではエアコン故障で家賃減額のリスク

まず、改正民法を見てみましょう。

(賃借物の一部滅失等による賃料の減額等)
第 611 条 賃借物の一部が滅失その他の事由により使用及び収益をすることができなくなった場合において、それが賃借人の責めに帰することができない事由によるものであるときは、賃料は、その使用及び収益をすることができなくなった部分の割合に応じて、減額される。

次に、旧民法を見てみます。

第 611 条 賃借物の一部が賃借人の過失によらないで滅失したときは、賃借人は、 その滅失した部分の割合に応じて、賃料の減額を請求することができる。

 

「減額を請求することができる」という文言から、「減額される」という義務的な文言に変わっていることが明らかです。もちろん、減額の条件としては、「賃借人の責任ではない」ということから居住者の責任を問えば(賃借人の帰責事由の立証責任)減額は免れる可能性もあります。また、「通常の居住ができない」という状況(受忍限度を超える)に限られます。

そうは言っても、多くの賃貸住宅オーナー様は円満に解決させたいと思われるのではないでしょうか。

法律どおりに減額することで「お金で解決」するのならいくら程度かかるか解説します。

エアコン故障の家賃減額相場は数千円の場合も

減額の割合の定義については、それぞれの契約次第なところもありますが、エアコンが使用不能になった場合の慣行としては、下記のような状況になっていることを、国交省は「民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(2018年3月)」で取り上げています。

 

東京都のケース:修繕完了までに4〜5日間 → 5% (例)賃料60,000円なら、3,000円

京都府のケース:修繕完了までに5日間 → 日割り分程度 (例)賃料60,000円なら、10,200円程度 ※1ヶ月30日として

宮城県のケース:修繕完了までに30日間 → 50% (例)賃料60,000円なら、30,000円

 

地域によってばらつきがありますが、東京なら数千円程度で済むこともあるようです。

しかし、実はエアコン修理を毎年多数手がける弊社としては、懸念がいくつかあります。

 

実は数千円では済まない!?夏場のエアコン故障が怖い理由

改正民法でエアコン故障による家賃減額が思わぬ高額になることも

業務用エアコンの修理は、「夏」に集中します。普段からメンテナンスされていない方も多いので、一斉に壊れるような印象があります。

エアコン修理を手がける会社は、正直なところ”手が回らない”というほどの繁忙期です。

そのために、賃料減額が思いがけず高くなる可能性があります。

修理会社が来るのは10日以上後

夏にエアコンが壊れてからの対応だと、エアコン修理会社がすぐには来てくれません。10日後ということもあり得ます。

各地の事例を見ても日数に応じた減額割合となっていることから、減収の幅がおおきくなる可能性があります。

修理会社に無理をさせれば高額の費用が

場合によって「10日後」よりもかかることすら、あり得ます。さらなるトラブルを防ぐため、焦って修理業者に無理を言えば、思わぬ高額で依頼することになるかもしれません。

修繕が滞れば損賠賠償に発展する場合も

「そんな高額は支払えない」と渋っているうちに、熱中症や食中毒など、居住者が損害を被った場合、損害賠償に発展することもあり得ます。

 

平穏無事に賃貸物件事業を営むのなら日立の「凍結洗浄」搭載のエアコン

賃貸住宅のエアコン故障が、賃貸住宅オーナー様の「急所」になる可能性をおわかりいただけたでしょうか?

 

もし、そのようなリスクを抑えたいと思われるオーナー様には、オススメのエアコンがあります。

2019年10月には新機能搭載もされる「凍結洗浄」搭載のシリーズです。

新機能では、室外機の洗浄機能が追加されました。

 

夏場のエアコン故障の原因は、ほとんどが「メンテナンス不足」です。

とはいえ、居住者にメンテナンスの強制はできませんし、その実態を把握して責任を問うことも困難です。

 

「凍結洗浄」を搭載した日立のエアコンなら、夏場も冬場も、エアコン内部まで自動的に水で洗浄します。

賃料減額リスクを抑えられるだけでなく、清潔な空調で居住者の満足度も向上させられます。

 

伊藤テクノ記事:凍結洗浄の解説

 

つつがなく、平穏無事な賃貸住宅事業を営むのなら、ひとつひとつ賃貸トラブルの芽を潰していきませんか?

伊藤テクノがエアコンを手始めとして、室内環境維持のことなら何でも相談をお受け致します。


業務用エアコンの伊藤テクノ

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