業務用エアコンは24時間運転しても大丈夫?メリット・デメリットや注意点を徹底解説!
店舗やオフィス、工場などで使われている業務用エアコン。「24時間つけっぱなしにしても大丈夫?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、多くの業務用エアコンは長時間稼働に耐えるように作られており、24時間運転も可能な設計になっています。
しかし、連続運転を行う場合には、機種の仕様や使用環境、メンテナンスの有無などを正しく理解し、安全に使う必要があります。
この記事では、24時間運転の可否、メリットとデメリット、コスト、安全な使い方まで詳しく解説します。
Contents
業務用エアコンの24時間運転は本当に可能か

多くの業務用エアコンは、24時間の連続運転を想定して設計されていますが、全ての機種が対応しているとは限りません。
連続使用が可能かどうかは、メーカーの仕様や保証内容、設置環境によって左右されます。
多くの業務用エアコンは連続運転を前提に設計されている
ダイキンや三菱電機など、主要メーカーの業務用エアコンは、商業施設や工場などでの長時間利用を前提に開発されています。
たとえば、ダイキンの「スカイエア」シリーズは、24時間稼働に対応する耐久性があり、メンテナンスを適切に行えば長時間運転が可能です。
また、三菱電機の「スリムZR」シリーズも、長時間・高稼働率の運転環境を想定した高耐久設計となっており、工場や研究施設などでの連続使用に向いています。
ただし、24時間運転が常に最適というわけではなく、使用環境や設置条件に応じた管理が重要です。
定期的なメンテナンスをすれば24時間運転も可能
24時間運転を続ける場合、最も重要なのは定期的なメンテナンスです。
フィルターの清掃頻度を月1回以上行うと長期的な使用が期待できます。
また、内部にたまった汚れは冷暖房効率の低下や、故障の原因になるため、年1〜2回の専門業者によるメンテナンスも必要です。
特に油を使う飲食店では、フィルターや熱交換器の目詰まりが早く起こるため注意が必要です。
メーカーの仕様と保証内容を確認することが大切
24時間運転を行う前には、必ず機種ごとの取扱説明書やメーカーの保証規定を確認しましょう。
機種によっては、連続運転に制限が設けられている場合や、連続稼働による故障が保証の対象外となることもあります。
たとえば、インバーター制御のない旧型機は、連続稼働に向いていない可能性があるため、無理な運転は避けるべきです。
業務用エアコンを24時間運転するメリットとデメリット

業務用エアコンを24時間稼働させることには、利便性だけでなくコストや機器の寿命などへの影響もあります。
ここでは代表的なメリット・デメリットを具体的に紹介します。
室温を一定に保てるから快適な環境が続く
24時間運転を行うことで、室温が安定し、急激な温度変化がなくなるという利点があります。
特に病院や研究施設など、温度管理が重要な場所では、24時間運転が推奨されるケースもあります。
エアコンをON/OFFすることで生じる急激な温度変化は、人にも設備にも負担を与えることがあるため、それを避ける意味でも連続運転には価値があります。
また、湿度の急上昇やカビの発生を防ぐ効果も期待できます。
ON/OFFの繰り返しによる負荷が減る
実はエアコンは、起動時に最も多くの電力を消費します。
頻繁にON/OFFを繰り返すことで、電力消費が高まり、コンプレッサーなどの部品にも負荷がかかります。
インバーター制御がある機種であれば、一定の低出力で運転を続けた方が消費電力が少なく、効率的な場合もあります。
特に夜間や人の出入りが少ない時間帯は、設定温度を調整しながら運転を続ける方が良いケースもあります。
電気代が高くなる可能性がある
当然ですが、24時間つけっぱなしにすれば、電気代はその分かかります。
特に冷房を多用する夏場や、暖房を使う冬場には、空調の電力使用量が大きくなります。
電気料金が高騰している今、運用の見直しも必要です。
フィルターや内部の汚れが早くたまる
24時間空気を吸い続けるため、フィルターや熱交換器に汚れが溜まりやすくなります。
これを放置すると、風量の低下や冷暖房能力の低下、電力効率の悪化を招きます。
最悪の場合、内部部品の腐食やカビの発生など、衛生面でも問題が起こる可能性があります。
部品の劣化が早まる可能性がある
業務用エアコンは耐久性に優れていますが、モーターやコンプレッサーなどの駆動部品は、稼働時間に比例して劣化していきます。
特に24時間運転が数ヶ月〜数年続くと、部品ごとの寿命が早まり、早期の交換が必要になるケースも増えてきます。
このような部品の劣化は、突然の停止や異常動作につながる恐れがあり、計画的な点検が欠かせません。
メンテナンス記録を定期的に確認し、異常兆候がないかをチェックしましょう。
業務用エアコンの24時間運転にかかる電気代やコストの考え方
24時間運転をするとなると、気になるのが電気代や運用コストです。
業種や部屋の広さ、運転モードによっても費用は大きく変わります。ここでは具体的な目安と、コスト削減の工夫について紹介します。
月の電気代は数万円〜数十万円になることもある
業務用エアコンの電気代は、機種の能力(馬力)、設置場所の広さ、設定温度によって大きく左右されます。
一般的に、2馬力クラスのエアコンを24時間稼働させた場合、月の電気代は6万円程度が目安です。
広いフロアや複数台設置している場合は、数十万円になるケースもあります。
電力単価や契約プランも影響するため、見積りには注意が必要です。
インバーター式なら電気代を抑えられる
最近の業務用エアコンは「インバーター制御」が主流で、必要な出力だけで運転を続けることができるため、省エネ効果が高いです。
例えば、設定温度に達した後は低出力で維持運転を行うため、無駄な電力消費が減ります。
インバーター式への切り替えも、長期的にはコスト削減につながります。
電力契約の見直しでコスト削減が可能
電気代の削減には、契約している電力プランや契約容量の見直しも効果的です。
例えば、電力会社によっては「深夜電力割引」や「業務用高圧契約プラン」などが用意されています。
24時間営業の店舗や工場であれば、深夜の運転が多い分、割安なプランにすることで全体のコストを下げることができます。
電力会社の比較や、エネルギー管理会社によるシミュレーションを活用するのもおすすめです。
業務用エアコンの24時間運転を安全に続けるためのポイント
24時間運転を長期的に続けるには、安全性と効率の両面で工夫が必要です。
以下に、安全な運転を実現するための具体的なポイントを紹介します。
月に1回はフィルター清掃を行う
フィルターにホコリやゴミがたまると、風量が落ちて効率が悪くなります。
特に24時間運転をしている場合、フィルターは早く汚れるため、月1回以上の清掃が必要です。
清掃は簡単で、フィルターを取り外して水洗い・乾燥させるだけで済みます。
エアコンの能力を維持し、電気代のムダを防ぐためにも、定期的な清掃を習慣化しましょう。
年に1〜2回はプロの点検を受ける
自分では見えない内部部品の点検や、冷媒の圧力チェックなどはプロに任せるのが安心です。
特に業務用エアコンは内部構造が複雑で、専門知識がなければ判断できない不具合も多く存在します。
メンテナンス契約を結ぶことで、定期的にプロの点検を受けられるため、トラブルを未然に防げます。
点検の頻度は年1〜2回が目安です。
異音や異臭にすぐ気づけるよう日常チェックをする
エアコンから「ブーン」「キュルキュル」といった音や、カビ臭いにおいがしたら要注意です。
異音・異臭は、フィルター詰まり、ファンの劣化、冷媒漏れなどの初期サインです。
日常的に運転音や吹き出し口のにおいをチェックし、少しでも異常を感じたら早めに点検を依頼しましょう。
早期発見で修理費用を抑えることができます。
過負荷を避けるため設定温度をこまめに調整する
設定温度が低すぎたり高すぎたりすると、エアコンに負担がかかります。
例えば、夏に18度に設定したまま長時間運転すると、コンプレッサーに無理な負荷がかかる可能性があります。
一般的には、冷房時は26〜28度、暖房時は20〜22度が推奨温度です。
室内の快適さと省エネを両立するには、こまめな温度調整がカギとなります。
業務用エアコンの24時間運転に関するよくある質問

ここでは、実際に多くの方が抱く「24時間運転」に関する疑問を、分かりやすく解説します。
連続運転は法律的に問題ないの?
エアコンの24時間運転そのものに、法律的な問題はありません。
ただし、消防法や建築基準法により「設備点検の義務」や「定期整備の必要性」が定められている建物もあります。
特に商業施設や病院、宿泊施設などは、空調設備の点検・保守管理が義務づけられている場合があるため、設置場所の基準を確認する必要があります。
また、電気設備の負荷管理も重要な安全対策です。
古いエアコンでも24時間使えるの?
古いエアコンでも動作自体は可能ですが、連続運転には向いていません。
旧型モデルでは省エネ性能や冷媒効率が低いため、電気代が高騰しやすく、故障リスクも上がります。
また、部品供給が終了していることもあるため、修理が困難なケースもあります。
24時間運転を検討しているなら、インバーター式で高耐久な新型機種への更新をおすすめします。
停止と運転を繰り返す方が省エネなの?
頻繁にON/OFFを繰り返すと、むしろ電気代が増えることがあります。
エアコンは起動時に最も多くの電力を使用するため、こまめにスイッチを切るのは逆効果になることもあります。
インバーター機種であれば、低出力で継続運転した方が、結果的に電気代を抑えられる可能性があります。
状況に応じて設定温度を調整しながら、適切な運転モードを選ぶことが重要です。
24時間つけっぱなしでも火災の心配はない?
基本的に、正しく設置・保守管理されている業務用エアコンが、運転中に火災を起こす可能性は極めて低いです。
ただし、配線の劣化やトラッキング火災、ホコリによるショートなどが発生する可能性はゼロではありません。
安全に運転を続けるには、電源周りの清掃、ブレーカーの点検、異常時の停止装置など、総合的な設備管理が必要です。
万一に備えて、煙感知器や消火器などの設置も行っておくと安心です。
まとめ|業務用エアコンの24時間運転の可否と注意点をチェック

業務用エアコンは、正しい機種選定と適切なメンテナンスを行えば、24時間運転も可能な設計となっています。
ただし、以下のような点に注意する必要があります:
・インバーター制御のある高耐久モデルを選ぶ
・フィルター清掃や定期点検を必ず行う
・設定温度を適切に調整し、機器に無理をさせない
・電気代や故障リスクを踏まえて運用する
電気代が高くなる傾向があるため、インバーター式の導入や電力契約の見直しで省エネ対策をすることも大切です。
長時間運転の際には、特に安全性と衛生面に配慮し、異常の兆候を見逃さないことが重要です。
この記事を参考に、あなたの施設に最適な運転方法を見つけてください。
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