お手入れ不足なら販売価格を比較して買い替えのご検討を!冬の業務用エアコンエラー

 

東京で業務用エアコン販売・取り付け・修理を手がける伊藤テクノです。

今の寒い季節、ガスストーブは需要のどんどん減り、エアコンの暖房をつけっぱなしにしている企業の皆様も多いのではないでしょうか?

こんな寒い季節に、もしエアコンが壊れでもしたら全く仕事になりませんよね。しかし実は冬こそエアコンに致命的な故障が起こりやすい季節でもあるのをご存知でしたでしょうか?

簡単にその故障原因と内容を説明すれば「エアコンをオーバーヒート状態で使い続けることにより、エアコンの温度をコントロールする圧縮機が壊れてしまう」という故障です。これを専門的に言うと「圧縮機保護異常」と言います。

対策次第で予防することも可能なのですが、中にはもう手遅れのエアコンも少なくないことも事実。今回の記事では「圧縮機保護異常」のサインと対策をご紹介します。

6時間に3回のアラームは「圧縮機保護異常」リモコンにも触れなくなってしまう

まずエアコンの圧縮機の説明ですが、前項でも述べた通り圧縮機とは温度をコントロールするエアコンの核。吸収した冷気を電力で熱に変えるポンプのような役割を果たす「心臓」にあたります。大事な部分ですので保護装置が施されているのですが、エアコンを汚れた状態のまま使用していると、この保護装置が異常を感知、エアコンが正常に動作しなくなってしまいます。短時間(6時間以内)に警告音が3回なり、最終的にリモコン操作さえも全くできない状況に陥ってしまったら、まず間違いなく「圧縮機保護異常」と捉えて良いでしょう。また、たちの悪いことに圧縮機の「故障の兆し」を事前に発見することは素人目にはなかなか難しく。1度この症状に陥ってしまうと、圧縮機はエアコンの内部にあるため、専門知識がないと修理ができないのです。

こまめなフィルターの洗浄が第1の対策!電気代節約にも繋がります!

では、どのような対策が求められるでしょうか?先ほど汚れた状態のままの使用がエアコンの故障に繋がるといいました。

具体的にはまず、こまめにフィルター掃除することです。フィルターを清潔に保たないことにより部屋の空気がなかなか暖まらず、電力は無駄遣いになるどころか、圧縮機にかかる負荷まで増大します。またエアコンのフィルターはカビの温床。少しでも「あの独特のエアコン臭」を感じるようであれば掃除機で表面を吸うだけでなく、フィルターを取り外した上で、フィルターの裏から水洗いをすることが大事です。この理由は表面から洗うと返ってフィルターを詰まらせてしまう原因にもなるためですそしてご面倒に思われるかもしれませんが、その期間は1ヶ月に1回を目安にすることも大事です。

室外機の周りにも注意!周囲はいつも清潔に!

そして、次にエアコンだけではなく、排熱の役割を果たす室外機の周辺も綺麗にしておくことが大切です。室外機はその名の通り外に設置されており雨風には強く設計されています、しかし空気の乾燥で埃が舞い、また枯葉の破片が詰まってしまっている室外機には注意が必要です。空気を循環させる室外機とエアコンは切っても切り離せない関係。室外機の手入れ不足もフィルター同様電力の無駄遣い、ひいては「圧縮機の負担」につながるのです。

フィルターと違い、室外機の掃除は掃除機やブラシ、濡れ雑巾などを使い見える範囲のお手入れでかまわないのですが、ポイントとしては、排気口の進路をふさがない事。ですので室外機の周辺にものを置かない工夫なども効果的と言えるでしょう。以上2つのお手入れは冬場だけでなく、夏場にも同じことが言えるのですが、汚れた状態でエアコンを暖房で使い続けることによる故障が多いことは弊社の統計上出ているまぎれもない事実です。エアコンを使う夏場と特に冬場の前には是非点検・お手入れをおすすめします。

いかがでしたでしょうか?あなたの会社のエアコンは大丈夫でしょうか?

今回はエアコンの「圧縮機保護異常」の症例と予防について書かせていただきました。何年もエアコンの意手入れをしていないことは危険信号ですので、早めの修理・点検をおすすめします。

普段当たり前のように使っているエアコンだからこそ掃除は見逃しがち。さらにメンテナンスには専門技術が必要とされています。「エアコンがリモコンすら機能せず、今日は全く会社が機能しなかった。」なんてことを避けるためにも、ご心配な業者の方は是非1度ご相談ください。また、すでに今回の記事に当てはまってしまっている業者の方は、修理はもちろんのこと、伊藤テクノでは交換にも対応しておりますので、お話を聞かせていただけたらと思います。

 


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