工場の屋上から雨漏り!?その原因と防水工事を行う業者の選び方を徹底解説

コラム

創業70年、業務用エアコンの老舗・伊藤テクノグループのリフォーム会社「伊藤コンストラクション」です。

工場の屋上から雨漏りが発生して、大事な機材に影響が出てしまったといったトラブルはありませんか。雨漏りには、防水工事で対応するのが一般的ですが、そもそもなぜ雨漏りが起こるのか、防水工事を請け負う業者はどのように選んだらいいのか、お悩みのことと思います。

そこで今回は、工場で発生する雨漏りの原因と、防水工事を行う業者の選び方、雨漏りを発生させないための方法などについて詳しく解説していきます。

なぜ工場の雨漏りは起こる?その原因は?

工場の屋根から雨漏りが発生すると、設置されている機材などに悪影響があり、最悪の場合はダメになってしまうこともあります。

新築のときには起こらなかった雨漏りが発生するのは、どのような原因が考えられるでしょうか。

工場などの建物を建てるにあたり、1枚のビニールで建物全体を覆ってしまえば隙間がなくなるため、雨漏りは発生しません。ただ、外景に使用する建材には、さまざまな素材を貼り付けたり、塗ったりするため、必ず隙間というのはできてしまいます。これは現代建築では避けられないもので、そういった隙間から雨水が浸透してくるため、これが雨漏りの原因となります。

また、建材自体が経年劣化によってヒビ割れを起こします。これも隙間となるため、雨漏りの原因になります。なお、建材によって経年劣化が発生するタイミングが異なります。一般的には10~15年に1度はメンテナンスをするのが基本となっており、これは大型物件でも小型物件でも同じです。

工場でよくあるのが、屋根からの雨漏りです。これにより、工場に設置されている高額な機器などがダメになってしまうこともあります。

なお、定期的なメンテナンスを行わないと、雨漏りをはじめとした不具合が発生する可能性が高くなります。

定期的なメンテナンスを行う目的は、雨漏り防止はもちろんのこと、建物自体の維持といった側面があります。もし、定期的なメンテナンスを怠ると、表面的な劣化から内部の劣化にまで浸透してきます。最悪の場合、内部の建材が腐食を起こして建物自体のリスクが高まってしまうのです。

雨水は建物の内部に浸透していくため、不具合が起きてから修繕を行うと予算が高くつくこともあります。そのため、定期的なメンテナンスがおすすめです。

以前、防水工事をしたのに雨漏りが…。施工業者選びが重要な理由とは?

工場に使用している屋根の建材は、たとえば降雪などによって、ふだん水が流れないところに水が流れることがあります。そうなると、そこから雨漏りする可能性があります。このように、工場を建てる前に想定していた耐久期間よりも前に、天候や周辺の環境によって劣化が進むことは十分ありえます。

建材によっては、隙間を埋めるのではなく、たた重ねているだけということもあります。これは工場に屋根に多く見られ、降雪など通常では水が触れないところから水が入ってくることで雨漏りを起こすこともあります。

定期的なメンテナンスの時期は10年だが…

伊藤コンストラクションでは、工場の屋根について10年を目安に定期的にメンテナンスを行うことをおすすめしています。ただ、それ以前に不具合が発生した場合には、メンテナンスの時期を前倒しする必要があります。また、地震など自然災害が発生した場合、10年を待たずにメンテナンスを行うようにするべきでしょう。

一般的に10年という期間よりも前に雨漏りなどの不具合が発生した場合、以前に防水工事を担当した施工業者の技術不足が考えられます。雨漏りは原因が複合的になるケースが多いため、すべての原因を特定するのは非常に難しいといえます。

そういった雨漏りの修繕で、「おそらく、ここだろう」というような見切り発車的な工事を行うと、そこから雨漏りが再発するということはよくあります。

知識不足や経験不足な業者の見分け方

知識不足の業者が行った防水工事でよくあるのが、どこもかしこもシーリングでふさいでおけばいいといったものです。そういう工事では、得てして的を射ていないことが多く、やっぱり雨漏りが再発してしまうといったことが少なくありません。

そういった業者を選ばない方法というのは、実は非常に難しいのが実際のところです。

防水工事を行う場合、まずは複数の業者に相見積もりを取るのが一般的です。その際、事前の調査でどういったポイントをチェックするのかを確認しておくといいでしょう。

事前調査は、さまざまな方法が用いられます。たとえば赤外線調査や散水調査などが一般的ですが、業者によっては「私たちは実績があるので、調査は不要です」といったケースもあります。

ただ、どれだけ雨漏りの防水工事に経験があっても、事前の調査は必要不可欠なので、こういった業者は避けたほうが無難です。このように、見積もりの段階で各社にヒアリングを行うことで、ある程度は業者選びが可能になるでしょう。

さまざまな工法がある防水工事はコストや現場の状況で選ぶ

防水工事には、大きく分けて「塗る防水」と「シートの防水」があります。

塗る防水は、代表的な工法に「ウレタン防水」があります。これはウレタンを塗ることで、塗装の膜で防水をするというものになります。

一方、シート防水はゴムシートや塩ビシートなどを貼って防水を行うものになります。一般的な防水工事は、この2種類となります。ちなみに、以前よく使われていた「アスファルト防水」もシート防水の一種になります。なお、これは時代背景もあり、アスファルトやゴムといったシート素材は塩ビシートに置き換わっているケースがほとんどです。

なお、こうした防水工事の工法は予算や新素材の耐久性などによって、ケースごとに選択していくのが一般的です。伊藤コンストラクションでは、以前に施工された防水工事の工法を踏まえ、現場の状況に合わせて最適な工法のご提案をさせていただいております。

なお、現場の状況は、建物の形状や現在の劣化状況など、トータルで判断させていただきます。

予算に関しては、塩ビシートによる防水が若干コストがかかりますが、そこまで大きな差ではないため、是々非々で防水工事の方法を選んでいただくとよいかと思います。

工場の屋上から雨漏りさせたくない方は、お気軽にいとうコンストラクションにご相談ください!

伊藤コンストラクションでは、防水、シーリング、塗装など、各分野の専門的なプロの職人が対応するため、適材適所で安心いただける工事を行っております。東京を中心に、千葉、埼玉、神奈川の関東一円をカバーしています。

防水工事の見積もりも、細かく項目を記載させていただき、その目的も明確にご説明させていただいていますので、安心して伊藤コンストラクションにお任せください。

工場の雨漏りを防ぐストーリーを感じさせる防水工事の見積もりをお出しします。

工場の雨漏りが起きてから対応するのは遅いため、まずは雨漏りしないための定期的なメンテナンスがおすすめです!

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