ダイキンの業務用エアコンのエラーコードU4とは?
東京都で業務用エアコン販売・取り付け・修理を手がけている伊藤テクノです。
世界でNO.1の業務用エアコンシェアをもつダイキンのエラーコードに関するお問い合わせは、当然のことながら他社の業務用エアコンよりも多くなっています。エラーコードA3のように季節特有のものもありますが、年間を通して頻繁に問合せをいただくのがエラーコードU4です。
ブレーカーを落として業務用エアコンをリセットすると、一度は直るものの、またエラーコードU4を表示して業務用エアコンがストップしてしまう……そんな悩みをお持ちの方も少なくないようです。不安定な業務用エアコンのもとでは、店舗なら安心してオープンできませんし、オフィスなら快適に働くこともままなりません。
ダイキンのエラーコードU4とは一体なにものなのでしょうか?今回は、その原因から修理価格まで解説します。
Contents
エラーコードU4の原因
一言で表すならば、エラーコードU4は業務用エアコンの室内機と室外機の通信エラーです。基盤か配線に不具合が生じているために、エラーが発生しています。
1.基盤の故障について
単純な経年劣化で故障することもありますが、ネズミのおしっこやゴキブリの卵といった予想外の原因で、早期に故障してしまうこともあります。あるいは、基盤のコネクターが振動を原因として外れてしまっていることもあります。
2.配線の故障について
室内機と室外機の通信を支えている配線が切れてしまうことは、経年劣化以外でもネズミにかじられたり、カラスにつつかれたりして発生することがあります。他にも、配線の素材である銅が錆びてしまい、その錆で絶縁されて通信エラーとなってしまうこともあります。
もしかしたら!?U4はブレーカーを落とせば直るかもしれない!
U4のエラーコードによりエアコンが動かなくなってしまった場合、ブレーカーを落とすことで動く可能性があるので一度試してみてください。
配線や基盤の故障ではなく、単純にエアコンのバグの場合もあります。
感電のリスクあり!プロに連絡を
ダイキンのエラーコードU4の原因は一見すると非常にシンプルなものに思われるため、少し電気機器に詳しい方だと自分での修理を試みることもありますが、絶対にお止めください。業務用エアコンの内部は、外から見るよりも複雑になっており、熟知しないまま触ったために感電してしまった事故も発生しています。
エラーコードU4への対応でしたら、電気工事技士資格をもった弊社の職人が伺いますので、自分では絶対に触らずにご連絡ください。
エラーコードU4の修理価格:寿命の場合には入れ替えのご検討も
◆室内機の基盤故障の場合 40,000〜60,000円
◆室外機の基盤故障の場合 50,000円〜100,000円
◆線が切れている場合 18,000円〜
*配線が切れている場合に関しては、状況によって見積もりが大きく変化するのでお気をつけください。
基盤は業務用エアコンの頭脳にあたる部位です。頑丈に作られているはずの基盤が壊れてしまうと言うことは、他の部分も相当劣化している可能性もあります。
業務用エアコンの寿命はおよそ10年です。長く同じものを使い続けることは悪くありませんが、急に止まってしまう業務用エアコンは安心して使えません。近年では省エネ効率も飛躍的に改善されているので、光熱費の観点でも非効率な場合があります。また、あまりにも古い業務用エアコンは部品の調達が難しいためいざという時に緊急の修理が難しくなっています。
基盤の故障をひとつの目安として、業務用エアコンの入れ替えのご検討をされてみてはいかがでしょうか。
U4の修理期間はどれくらいかかる?
基盤の故障か配線の故障かによっても修理期間は変わります。
基盤の故障の場合、早くて3日程はかかります。
配線の故障は早ければ即日に直りますが、時にネズミによってあちこち配線がかじられているような場合もあります。そういった場合は、修理に時間がかかります。
U4はエアコンの使い始めの時期にご連絡いただくことが多いので、5月〜9月はかなり修理依頼が混み合います。出来るだけ早めにご連絡ください。最速即日に伺います。
もし業務用エアコンの入れ替えをご検討されるなら、お客様の空間を改善できるご提案をしている伊藤テクノにお問い合わせください。下請け業者に任せるのではなく、弊社所属の業務用エアコン職人が、販売・取り付け・修理まで責任もってお客様をご担当させていただきます。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。