【厳重注意シリーズ③】業務用エアコンの室外機の前に物を置かないで

東京で業務用エアコンの取付・販売・修理を手がけている伊藤テクノです。
伊藤テクノは、業務用エアコン本体だけでなく、室外機も取り扱っています。
壊れてしまった室外機を取り換え、新しい室外機の取付をうけたまわることもあります。
そうしたときに伊藤テクノは、短絡的に取付けるだけでなく、「なぜ壊れてしまったのか?」ということも考えます。

室外機の前にモノを置くのは厳禁!!

室外機の故障の原因として、うっかりミスでよくあるのが、誰かが室外機の前に物を置いてしまっているケースです。小さな物ならば問題ないのですが、大きな物、たとえばバイクを置いてしまうと、故障の原因になります。

理由を説明します。業務用エアコンが冷房運転しているときは、室外機は室内の熱を吐き出しています。そのため業務用エアコンの室外機の前に大きな物を置いてしまうと、室内の温度が下がらなくなってしまいます。

ごく短時間だけ、室外機の前に物が置かれている状態ならまだしも、定期的あるいは継続的に置かれてしまうと、室外機に搭載されている圧縮機に無理な負荷がかかり、故障してしまいます。圧縮機は熱をコントロールするためのもので、いわばエアコンの心臓部です。なので圧縮機が故障してしまうと、室外機は全交換しなければならなくなります。

伊藤テクノでは、生活環境を考慮した設置を行います。


伊藤テクノが業務用エアコンを取付ける際には室外機も取付けることが多いのですが、設置環境には十分注意します。
例えば気をつけるのが、2階以上に居住空間がある商店の場合です。なぜなら、2階以上の住人のための駐輪スペースがある場合が多いからです。十分な排気スペースを確保しておかければなりません。

話はそれるのですが、駐輪場そばに業務用エアコンの室外機を取付ける場合には、もうひとつ気をつけなければならないことがあります。それは、埃です。自転車は頻繁に出し入れされるので、駐輪場では埃が舞うことになります。そのため駐輪場に取付られた室外機は、多くの埃を吸ってしまうリスクがあるのです。

室外機が吸った埃は、内部に蓄積していきます。過剰に溜まってしまうと、これまたエアコンの効きが悪くなったり、さらには故障したりします。

これを防ぐためには、定期的に室外機に溜まった埃を掃除する必要があります。ほうきを使って、ファンを掃きましょう。ほんのひと手間ですが、継続して行えば、業務用エアコンの効率がよくなり節電にもつながります。とはいえ、これは応急処置。何年かに一度は、業務用エアコン業者に依頼して、分解洗浄を行うことをおススメします。

暑くなればなるほど、当然ながら室外機を出入りする空気は増加します。業務用エアコン本体のメンテナンスに気を配る人は多いのですが、目立たない場所にある室外機についても同様にメンテナンスが必要です。
もし新しい業務用エアコン本体を取付けたばかりなのに、室内が全然冷えないという場合には、お気軽に伊藤テクノにお問い合わせください。

昨日より今日。
今日より明日。
業務用エアコンでお客様のよりよい未来を創る伊藤テクノです。


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