今日からできる!エラーコードA3を予防する方法

東京都で業務用エアコンの販売・取付け・修理を手がける伊藤テクノです。

仕事の繁忙期に突然エアコンが止まってしまう原因となるドレン水異常。
この暑い夏にも悩まされた人は多いのではないでしょうか。
ちなみにドレン水異常のエラーコードは下記のとおりです。

ダイキン A3
日立 A3
三菱電機 P4・P5
三菱重工 E9
東芝 0b
パナソニック E2・H21

せっかくお客様がたくさん来てくれているのに、あるいはオフィスが大忙しのときに、業務用エアコンが止まってしまったら大損害です。
「もうドレン水異常は出てほしくない!」という方は非常に多いのではないでしょうか?

実は日常のちょっとした工夫で、業務用エアコンのドレン水異常は防ぐことができます。
今回は業務用エアコンのドレン水異常を防ぐために、今日からできる予防法を一挙公開します。

フィルターを週に1回掃除する

ドレン水異常が起きてしまう原因は、汚れがポンプにつまってしまうことがあります。
そこでポンプに入り込んでしまう汚れを少なくするために、フィルターをまめに掃除することが、一番のドレン水異常対策なのです。
例えば、毎日たくさんの人でにぎわい土埃も多いはずのマクドナルドなんかは、週に1回はフィルター掃除をしているそうです。
たしかにマクドナルドが業務用エアコンの異常でストップしてしまっているという状況は見たことがありませんね。

空気清浄器を回す

フィルターをこまめに掃除するのが効果的とはいっても、週に1回の掃除は、高い場所に業務用エアコンが取付けられている店舗にとってはハードルが高いのではないでしょうか。
そこで提案したいのが、そもそも空気中に待っている埃を取り除くために、空気清浄機を回すことです。
空気清浄機は、近ごろだと小型で安価なものが増えてきました。
ドレン水異常で店舗やオフィスがストップしてしまうリスクと比べれば、安い買い物なのかもしれません。

土足を止める

店舗の場合には難しいかもしれませんが、オフィスの場合なら、土足を止めて、上履きに履き替えるようにすることでも、空気中の埃を劇的に減らすことができます。
土足を辞めれば、オフィス内の掃除も楽になるはず。
うっかり書類を落としてしまったときに、土埃がついて台無しに……なんていうケースも少なくなるはずです。

(飲食店の場合)こまめに換気をする

飲食店の場合、ポンプの排水を邪魔している汚れのほとんどが「油」です。調理の際に湯気となって空気中を漂っている油が、ポンプのなかで冷え固まってしまうのです。
そのため、ドレン水異常を減らすには、換気をこまめにしましょう。新鮮な空気が常に循環しているようになれば、ポンプに入り込む油汚れもぐっと抑えられます。

スライム除去剤をつかう

ポンプの排水を邪魔しているのは、埃や油や黴がひとつになったスライム状の物体なのですが、実はこれを除去するためのプロ用の薬剤が存在しています。
それがスライム除去剤です。一度入れておけば、1シーズンは効果が持続します。値段も3,500円前後とそれほど高くありません。
伊藤テクノにお問い合わせいただけば、販売いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

最終手段:こまめに排水する

ポンプが排水できなくなって起こるドレン排水異常。
では、マニュアル排水できるなら、それをこまめにすれば良いのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。それは確かにそうです。
こまめに、キャップを開けて水を抜いていれば、ドレン水異常はまず起こりません。
しかし、マニュアル排水を行う箇所の部品は、それほど丈夫にはできていません。
そのため頻繁にマニュアル排水を行うと、壊れてしまう恐れがあります。
なので、これまでに紹介した方法で、ドレン水異常を防ぐのが無難だといえるでしょう。

一手間かければ防げるエラーコードA3

今回は一手間かけることでエラーコードA3ことドレン水異常は防げることを解説してきました。
ほんのひと手間かけるだけで、自然災害のように起きていた業務用エアコンの不具合が起こらなくなるのです。
まずは、こちらを試してみてください。
しかし、一手間かけずにもっと楽にエラーコードA3を防ぎたいという方のために、簡単な施工で防ぐ方法も紹介しています。
こちらも合わせてごらんください。
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業務用エアコンでお客様のより良い未来を創る伊藤テクノでした。


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