取り付ける業務用エアコンを減らすことのデメリット

東京で業務用エアコン販売・取り付け・修理を手がける伊藤テクノです。

業務用エアコンは快適な環境をつくるうえで重要な設備投資ですが、予算を考えると業務用エアコンにかける金額を少なくしたくなる気持ちもわかります。

業務用エアコンを減らすデメリットは明瞭で、低予算の場合に対応できることにあります。取り付ける業務用エアコンを減らせば、本体の合計金額が下がるだけでなく、取り付け費用も、アフターケアの費用も削減できることは確実です。

しかし、取り付ける業務用エアコンを減らすことには少なからずデメリットがあります。

空間に温度ムラができる

エアコンは、冷たい風や温かい風を送ることで、空間の温度をコントロールします。もし本来必要な台数の業務用エアコンを取り付けないとしたら、風の届かない場所がなかなか届かない場所も生まれる可能性があります。

そうした場所を少ない業務用エアコンで補おうとすると、急激に風を送ることになります。すると、業務用エアコンの直下は極端な温度変化にさらされることになり、逆に不快な環境が生まれてしまいます。

電気代が高くなる

業務用エアコン選びでは本体や取り付けにかかる金額だけでなく、稼働にかかる電気代を考えることも必要です。今はどこのメーカーをみても消費電力についてはあまり大差がないくらい、省エネ性能は進歩しています。

しかし、数の少ない業務用エアコンで空間の温度をコントロールしようとすると、人の出入りなどで室温が変化した際に、過剰に業務用エアコンが稼働する必要が生まれます。

通常の場合、業務用エアコンは、空間の温度が設定した温度に達したら風を送るのを止め、ほとんど電気を消費しなくなります。ところが、業務用エアコンの数を減らすと、設定温度に達するまでの時間が、適正な台数の時と比べて長くなってしまいます。そのため、電気代が高くなってしまうのです。

問題は電気代だけにはとどまりません。必要以上に業務用エアコンが稼働することにより、業務用エアコンの寿命が縮まってしまうことも考えられます。業務用エアコンの数を減らすことは、短期的には必要な金額をおさえられるのですが、長期的には費用が増してしまう可能性があるのです。

ただし数が多ければ良いというものでもない

ここまで業務用エアコンの数を減らすことのデメリットを書いてきました。しかし、数が多ければ安心というものでもありません。

確かに、冷えすぎ・暑すぎの問題は起きないでしょうが、電気代やメンテナンスのコストが余計にかかってしまいます。業務用エアコンにも適正な台数があるのです。

伊藤テクノでは、予算を第一に、第二に適正な台数を重視して業務用エアコンの取り付けをご提案しています。場合によっては、これまで10台必要だった業務用エアコンを、8台でまかなえるようにご提案することもあります。

あるいは、風の行き届かない場所がある空間を、業務用エアコンの取り付けなしのちょっとした工夫で改善することも。

場合によっては、10万円以下のコストでできる業務用エアコンの改善提案もあります。

伊藤テクノはお客様との長い関係性を重視しています。目の前の利益をあげることに躍起になって、お客様にとっての不利益を生むようでは本末顛倒です。

業務用エアコンについてのお悩みがあれば、お気軽に伊藤テクノにご相談ください。長い目線で満足いただけるご提案をさせていただきます。


業務用エアコンの伊藤テクノ