ダイキン エラーコードA3の対処法

エラーコードA3について

業務用エアコンはお店やオフィスの快適な環境をつくる大切な存在。 それが急に止まってしまったらとても困りますよね。 しかし止まるトラブルは現にあるのです。 それがエラーコードA3です。 今回はそのエラーコードA3について、正体と対処法を紹介します。

エラーコードA3の原因、対処法を動画でも解説しております!

弊社代表伊藤がA3エラーコードの原因と自分ですぐできる対処法を動画で解説しておりますので、参考にご覧ください。

エラーコードA3の正体

業務用エアコンが冷房運転の時、エアコンのフィンに熱い空気を当てて冷やし、冷やした風を送風します。 これがエアコンの仕組みです。 フィンはカッチコチに冷えることになります。 冷えたものに熱い風を当てると温度差で水滴が発生します。 水滴をドレンパンという容器みたいなもので受けるのですが、ドレンパンに水が溜まっていくのでポンプで排水していきます。 下の画像で赤丸で囲ったのがポンプです。

下記写真の右下の丸がポンプです。

こちらです。

下記は天吊りエアコンのポンプです。

ポンプが排水できなくなってドレンパンの水位が上がるとスイッチが作動します。 エアコンが止まり、エラーコードA3が表示されます。 これがエラーコード3の正体なのです。

ただし、中の機械が汚れていて、ポンプで排水できずエラーコードA3が出てしまうこともあります。 8割ポンプが汚れている可能性が高いのです。

飲食店の場合、汚れの原因はほこりと油が合体したくろい粒粒です。 オフィスの場合、ほこりと水が腐って黒いスライム状の汚れになっています。 それが詰まると排水できなくてエラーコードA3につながる場合もあるのです。

自分で直す方法

エラーコードA3に対処する方法はただ一つ。 水を抜くしかありません。 水を抜くキャップがあるので、それを外し、バケツで受けます。 3リットルくらい出ることもあるので注意が必要です。 水を出し切るとエラーコードA3が消えてくれます。

知らないと慌ててしまいますが、知っていればなんてことのないエラーコードA3。 夏の暑い盛りに止まってしまっても、冷静に対処すればすぐに復旧できるはずです。

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業務用エアコンの伊藤テクノ