業務用エアコンの暖房の効きが悪いときにできる8つのチェック

東京都で業務用エアコン販売・取り付け・修理を手がけている伊藤テクノです。

紅葉も散り始めて、いよいよ寒さも本格的になってきました。暖房を使っている方も多いのではないでしょうか。皆様が暖房を使い始めるシーズンは伊藤テクノに「暖房の効きが悪い」というお問い合わせが入り始めます。なかには、電話口でちょっとしたアドバイスをさせていただいただけで改善するケースもあります。

そこで今回は、暖房の効きが悪い時に自分でできる8つのチェック方法をご紹介します。

1.室内機のフィルターが汚れていないかチェックする

室内機のフィルターが汚れていると、温風の効率が低下します。もし汚れていたなら、掃除機でフィルターを掃除してみてください。埃汚れはこれで除去できます。もしべたついているのなら、油汚れの可能性があります。浴槽洗剤などの中性洗剤でよいので、こすって掃除してみることで改善する場合があります。

もしフィルターを掃除しても改善しない場合は、深層部まで汚れてしまっている可能性があります。業務用エアコンは精密機械のため、ご自分で分解洗浄しようとすると故障したり感電事故につながる恐れも。そんな時は、すぐに業者に連絡してエアコンクリーニングを依頼しましょう。

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2.室外機が動いているかチェックする

エアコンは室内機だけ動いていたとしても、室外機が動いていなければ機能しません。場合によっては室外機だけが動作していないことがあります。冬場は雪の影響で室外機が故障してしまう場合もしばしば。暖房の効きが悪いと思ったら、室内機だけでなく室外機の調子も確かめてみてください。

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3.室外機の周りが汚れていないかチェックする

室外機は屋外の目立たない設置されますので、掃除が行き届いていないことがあります。雑草が生えていることも。汚れや雑草は、熱交換の効率を悪くしてしまいます。また、室外機のなかに汚れが入ってしまえば、故障の原因にもなり得ます。

4.室外機の周りに物が置かれていないかチェックする

室外機の周りに物があることも、熱交換の効率を下げてしまいます。よくあるケースが、暖房の効きが悪いと思ったら、室外機の前にバイクや自転車が置かれていたということです。物をどかすだけでも、暖房の効きを大きく改善できます。

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5.室外機の熱交換器が汚れていないかチェックする

室外機の裏側を見てみてください。銀色の鉄板があると思います。この鉄板が熱交換器です。汚れていると熱交換が上手くいかなくなってしまうので、定期的に掃除することをおススメしています。

6.室外機のファンの風をチェックする

暖房が動作しているときには、室外機のファンの風は冷たくなくてはなりません。もし、冷たくない風が出ている場合には、ガス漏れが発生している可能性があります。

7.室外機の熱交換器の温度をチェックする

熱交換機を触ってみてください。暖房の動作時には、氷のように冷たくなっているはずなのですが、もし冷たくないのなら熱交換に失敗しています。熱交換が失敗する主な原因は、ガス漏れです。ガス漏れのまま運転すると、さらに深刻な故障につながるので、お早めに業者に問合せるのがおススメです。

8.ブレーカーを落としてみる

業務用エアコンも電子機器です。コンピューターの不具合で温風のコントロールがうまくいかなくなっていることがあります。通常の方法で電源を切るだけだと設定が残ってしまうのですが、ブレーカーから電源を落とすことで、業務用エアコンをまっさらな状態にすることができます。ブレーカーを落とすだけで復活するというパターンは頻発するケースです。

下請けを使っていないからできる伊藤テクノの高品質対応

今回は、暖房の不具合について自分で出来るチェック方法を紹介しました。8つのチェックを試しても、原因がわからなくても、伊藤テクノにお問い合わせしていただけば大丈夫。プロとしての専門的な方法で、原因を解明して対処させていただきます。

伊藤テクノでは、下請けを使わずに自社の社員が修理に伺っています。ですので、その場しのぎの適当な修理ではなく、丁寧な修理をさせていただいています。お気軽にお問い合わせください。


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