COLUMN業務用エアコンのすべてが分かるコラム

業務用エアコン取付け工事の本当にあった怖い話

東京都で業務用エアコンの取付け・販売・修理を手がける伊藤テクノです。
夜も暑い日が続いています。
私たちが言うとおかしいかもしれませんが、エアコンに頼り過ぎるのは、やはり体に良くありません。(参考:伊藤テクノが考えるエアコンの未来

たまにはエアコンを切って、自然の涼しさを感じてみてはいかがですか?

……え?まだ暑いですか?
では、特別にとっておきの、業務用エアコン職人が出会った怖い話をいたしましょう。

怖い話といっても、幽霊は出てきません。
登場するのは、「楽をしよう」という人間の心が生み出した業務用エアコンの「手抜き取付け工事」です。
手抜き取付け工事のせいで、頭のうえにリスクを感じて過ごすのは、幽霊以上にホラーです。

怖い話①先触れなく頭上に落下するかもしれない業務用エアコン

天井に埋め込む方式の業務用エアコンは、屋根裏で固定します。しかし、私が見た手抜きの取付け工事では、業務用エアコンを屋根裏で固定せず、ただ天井にはめ込んだだけでした。そのため、下からぐっとエアコンを押すと、動くのです……。

正直、目を疑いました。天井に固定しないと、何かの拍子に頭の上に落ちかねません。落ちてきて頭に当たれば命の保証はありません。

もっと怖いのは、私たちエアコン職人です。業務用エアコンが固定されていないことに気がつかず、何気なく触った途端に落下してくるなんて、恐ろしい話です。できればあのような取付け手抜き工事の現場には出合いたくないものです。

怖い話②害虫が湧き出る天井

これも天井に埋め込む方式の業務用エアコンの話です。埋め込むためには、業務用エアコンの厚みが、屋根裏の空間になくてはなりません。

ところが、現場に持って行ったところ、業務用エアコンが想定外に分厚かったということも会社によってはあるようです。しかし、その日のうちに取付けなければならない。ではどうするのか?業務用エアコンと天井との間に空間ができるような方法で、無理やり取付けてしまうのです。下請けとして業務用エアコンを取付けている業者のなかには、事前の現地調査を十分に行っていないために、起こってしまうようです。

暗所で風通しの悪い屋根裏は、害虫の棲み処になりがちです。居住空間と屋根裏に通り道は、本来ありません。しかし取付けの手抜き工事のために生じてしまった天井の隙間が、害虫にとっての通り道になります。もし飲食店だった場合、食事中のお客様が見上げると、害虫がカサカサ這っていたという笑えない事態もあり得ます。

「なんか知らないけど、害虫が多いなあ」と思ったら、天井に取り付けられた業務用エアコンをチェックしてください。取付け工事の手抜きのせいで、あなたの知らない世界が広がっているかもしれません。

怖い話③屋根裏の貧乏神

「なぜか電気代が高い」と感じる場合、屋根裏を通っている業務用エアコンの配管に、断熱材が巻き付けられていないのかもしれません。エアコンが吐き出す空気は、室外機の圧縮機でつくられ、配管をとおってもたらされたものです。全長が長くなってしまうこともある配管で、空気の温度が変わってしまわないように、本来なら、配管に断熱材を巻きつけます。

しかし、お客様には見えないからわからないだろうと決め込んで、配管に断熱材を巻かない業者が、ごくたまにいます。断熱材を巻かなければ、材料と時間を節約できるのは確かでしょう。

お客様にとっては、たまったものではありません。電気代がかかる。エアコンの効きが悪いので、居心地が悪い。人が逃げていく。その結果、儲からない。屋根裏に貧乏神がいるようです。

断熱材を巻かない手抜き工事は、恐ろしい結末を招きかねません。配管の内と外の温度差から生じた水滴が、天井を腐らせてしまうのです。腐った結果、天井が落ちてくる!なんてこともあり得るのです。

社員として職人を抱えている販売店がおすすめ

業務用エアコンの手抜き取付け工事の怖い話、いかがでしたか?業務用エアコンの取付け工事のクオリティは、お客様にはわかり辛いのが特徴です。そのためゾッとするような手抜き取付け工事が行われてしまうのです。

社内で職人を抱えている販売店に取付け工事を依頼すれば、業務用エアコンの手抜き取付け工事は、まず起こりません。なぜなら、取付け工事を担当した職人は、アフターフォローまで責任をもつからです。取付けた業務用エアコンに何かあれば、それと向き合うのは取付けた本人です。当事者意識が違います。

ですので、業務用エアコンの販売店を選ぶときには、「安い」だけでなく、「職人を抱えているのか?」をチェックしてみてください。なかなかお客様のほうからでは、わからないことですが、全国展開している販売店は下請け業者に任せていることが多くなっています。ひとつの判断基準にしてみても良いかもしれません。不安であれば、「職人さんは社員ですか?」と聞いてみてもよいかもしれません。

昨日より今日。
今日より明日。
より良い未来を業務用エアコンで創る伊藤テクノでした。