COLUMN業務用エアコンのすべてが分かるコラム

代表伊藤が語る、これまでとこれから

業務用エアコンの修理、クリーニング、販売を行う伊藤テクノです。
弊社代表の伊藤に、創業からこれまでの歩みや、この先に見据えていることなどインタビューを行いましたので是非ご覧ください。

無気力な学生時代

ー伊藤テクノを創業した経緯を教えてください。






伊藤テクノの話をする前に少し僕の話をさせてもらうと、中学校を転校したタイミングで何事にも無気力になってしまった時期がありました。
それで、ひきこもりがちになってしまったんですね。
そして次第に悪い仲間とつるむようになって、中学校に行くようにはなったものの学校に行くのは昼から、夜は外で遊びまわるという生活を送っていました。
それからバイクにはまったり、車にはまったりして。20歳までは毎日ナンパしに街に繰り出していました。

仕事への向き合い方を知ったバーテンダー

ー仕事は何かされていたんですか。

仕事をしても長続きせず、いろんな職を転々としていました。夢は主夫になることだったぐらい仕事嫌いでした。
そして、当時の彼女が公務員になることになって、いよいよ主夫になるという現実が迫ってきたときに、「俺やばいな」という気持ちになりました。
とりあえずやりたいことをやってみようと思って、バーテンダーになりました。この時初めて頑張って勉強しました。
バーテンダーとして勉強し始めの頃、とある常連さんが「半年後に俺に酒を作ってみろよ。」と言ってくださってたんです。
そして、半年経った頃に初めてその方にお酒を作ることになって。自分で考え出したお酒を作って出しました。
そしたら、「うまいな」と言ってもらえて。この一言がめちゃくちゃ嬉しくて。
人を楽しませたり喜ばせることって楽しいなって、自分にスイッチが入りました。
それからは仕事にのめり込みました。ゆくゆくは社長になりたいという思いがでてきたのもこの頃です。






人生の転機を迎える

ーエアコン業界にはどうして入ったんですか。

元々親父がエアコン修理の会社を経営していて。25歳の時に会社を継ぐことを決心して、この業界に飛び込みました。
5年間必死で勉強しました。でも親父の方針で今の会社を成長させたくないからこのままひっそりやりたいと言われました。
でも僕はもっとたくさんの人を喜ばせたい。こうなったら自分でやるしかない、と一大決心をして30歳の時に上京しました。

ワンルームの自宅兼事務所で始まった、伊藤テクノ

ー創業時はどのような状況でしたか。

親父の会社はエアコンだけでなく、電気機械全般の修理を請け負っていました。それはめちゃくちゃ知識がいる仕事です。
僕は事業をもう少し絞ろうと思い、業務用エアコンに特化しました。ワンルームを借りて自宅兼事務所で始めました。現場を走り回り、大手フランチャイズチェーンの修理を1人で行っていました。
道具も家に置いていたので、スペースもないし生活も超自転車操業でした。

ー従業員はいつから入ったんですか。

始めて1年後くらいですね。個人事業主から会社にしようと思った時、社員を育てたいと考えました。
2013年に4万円かけてタウンワークで募集をしたのをよく覚えています。なんせ「4万円も掛かるのか」と思っていましたから。
最初に入ったのは50代の人でしたが、僕と考え方が合わず半年で辞めてしまいました。
次は、リクナビで30万円出して募集しました。すると、40代で10年ぐらい業務用エアコンの経験がある人でした。

技術はあるんだけど、お客様の部屋で作業させていただいているという感覚がなかったんですね。
話も合わず、コミュニケーションもとれず2ヶ月でやめてしまいました。

ーなかなか人が定着しなかったんですね。

はい、その後は、しょぼくれまして、半年ぐらい一人でやっていました。
ラストチャンスだと思って、もう一回募集した時に入ってきたのが中山でした。経験こそなかったものの、吸収しようという意識がとても強いタイプでした。
中山が入社して、その3ヶ月後に大場が入ってきました。
大場が入社してすぐに、彼を連れて建設職人甲子園を見に行きました。

迫力がすごかったですよ。
「実は俺も出たかったんだよねえ」と言うと、大場が「来年出ましょうよ」と言ってくれて。
それから、建設職人甲子園やASKという勉強会に社員で参加するようになって。その時期が伊藤テクノの転機になりました。





自分の人生に向き合う習慣

ー勉強会や建設職人甲子園はどんな影響をもたらしましたか。

みんなが人生について考えるようになりました。そうすると自然と関わる人に意識が向いてきたんです。
「目の前にいるお客さんが何考えてるんだろう」とか「何を求めているんだろうか」とみんなが考え出しました。
答えが100%正解かはわからないですけど、考え始めたということがすごく大きな一歩でした。
加えて、会社を大きく変えたのが朝礼です。
朝礼は、僕が飲食店で店長になった時店を良くするために悩んで、がむしゃらに書いた『毎日の一歩』を使っています。






ー毎日の一歩を使ってどのような朝礼をしているんですか。

とにかく『毎日の一歩』を日々読み上げました。
25歳のときに書いたものなので、正しくない表現もあるかもしれませんが毎日の一歩が僕たちの考え方の源になっています。
そして、朝礼では、『毎日の一歩』を読んで、インスピレーションを受けたことを発表します。
思ったことは何を話してもいいんです。この取り組みのおかげで、教えられて育つのではなく、自分自身で気付いて成長するという風土が根付きました。

ー社員の方々に大きな変化が見られたんですね。

そうですね。例えば大場は、他の人を蹴り落としててもはいあがってやろうというタイプだったのですが、協力し合うことの大切さを学んでくれました。
自分の人生に向き合ったことで、良くなかった奥さんとの関係も良くなり二人きりで旅行をするようになりました。

自分の人生をより良くできる会社でありたい

ー会社を仕事のためだけのものとは捉えてないんですね。

もちろん仕事あっての会社ですけど、仕事は人生の大部分を占めるので、自分と向き合える機会を作っていきたいですよね。
自分自身で変わった方がいいと気づいた瞬間に人は変わっていきます。それがお客様により良いサービスを提供するとか、気持ちのいいお付き合いに繋がっていくと思っています。
ただ「顧客満足度を高めよう!」と唱えるんじゃなくて、自分自身が人を喜ばせたいと思える心でいれることが何より大事だと思っています。






ーありがとうございました。